1階のトイレを綺麗にする

前回の押し入れクローゼットの衣類大処分は、やはり精神的にも肉体的にもキツかったようだ。しばらくの間、新たな場所に手を付けるのが億劫になってしまった。

それでも少しずつでもミニマリズム化を進めなくてはならない。

ということで、今回は気楽に短時間で終わりそうな「トイレ」を綺麗にすることにする。

我が家には1階と2階にそれぞれ洋式トイレがあるが、今回は1階のトイレである。

トイレなどミニマリズム化するところがあるのかと思われそうだが、こちらは簡単な洗面所が付いているので、洗面台の下にモノを収納できるようになっている。

正直に告白すると、ここは見て見ぬふりをしていた場所なのである。

外見からは分からないが、実はこの中が恐ろしいことになっているのだ。今回は覚悟を決めて扉を開き、中身をすべて段ボール箱に取り出してみる。

ご覧の通り予想以上の事態となった。この狭い収納にどれだけ入ってるんだ!と思わず叫びたくなるほど、色々な容器がゴロゴロ出たきたのである。

トイレ用クリーナー、洗濯用の洗剤や柔軟剤、掃除用の洗剤やワックス、カーケア用品、殺虫剤、更にはブラシやらゴム手袋やらが大量に出てきた。

二つの引き出しの中にもドラえもんの古いマンガ本や、大量の固形石けんなどが大量に保管されていた。

マンガは子供たちが小学生の頃にトイレで読んでいたモノなので、かれこれ10年以上も前から入っていたことになる?

固形石けんに関して言えば、相当以前にお歳暮などの贈り物で頂いたモノだと思われるが、我が家では全く需要がない品物なので、これは誰か必要な人に譲ってあげるのが良さそう。

取り出した容器類を整理していて不思議なことが判明した。それは全く同じ種類の洗剤やワックスが何本も保管されていたことである。

恐らくこれは予備を保管していたのではなく、在庫に気づかず新たに買い足してしまったモノに違いない。

保管してあるモノをきちんと把握していないので、必要な時にどんどん新しいモノを購入してしまったのだろう。

モノが必要以上にあって管理がずさんだと、このような無駄が発生しやすいことが証明された。

とにかくフローリング用のワックスが5本くらい出てきて、これは妻が全て購入したモノだが、おそらく以前に自分で買って保管してあることも忘れてしまうのだろう。

まるで認知症のようだが、妻の名誉のために少々言い訳しておくと、特に床のワックス掛けなどは1年に1回くらいしかやらないので、ついそうなってしまう心理も理解はできる。

さらに興味深いのは、それらが全て同じメーカーの同じ製品だということ。よほど気に入っているのか、無意識の内に毎回この商品を選んで購入しているのは面白い。

今回は少しもったいないのだが、まだ使用できそうなモノも含めて、最低限必要なモノ以外は全て破棄してしまうことにする。

中身が入っているプラ容器やスプレーを処分するのは結構面倒な事だ。まずは中身を別に処分しなければならないので。

結局、扉の中はこんなにスッキリした。これなら必要なモノがすぐに取り出せるし在庫も確認できる。

今後は同じものを次々と買って補充してしまうことはなくなるだろう。

今回はおよそ2時間で、1階のトイレはこんな感じになった。

それほど外見上は変化がないが、棚などに置いてある小物も減らして掃除をしやすくした。平らな場所にはなるべくモノを置かないルールなので。

ところで、このブログでは自宅の様々な場所を写真で紹介してしているが、実はミニマリストを目指す者のインテリアとしては配色や模様などが、少々派手かもしれないと気付いた。

有名なミニマリストさんのインテリアや部屋の模様を本やネットで拝見すると、どちらかというとモノトーンなどの地味な色合い、薄目の配色で美しくまとめている方が多いように見受けられる。

モノを少なくするというミニマリズムは、使う配色もできるだけ減らしてモノ自体が存在を主張することがないようにした方が、精神的にも落ち着くのかもしれない。

そうなると薄いグレーや白、アースカラーと言われる優しい色合いがやはりいいのだろう。

それでも俺の自宅はリビングのソファーも派手なオレンジ色だし、トイレもこんな感じなのでその点でもやはり俺流インテリアとなっているかもしれない。

ついでにいうと自家用車も真っ赤なので、意外と夫婦とも派手好きなのかもしれないと思えてきた。

地味な色や大人しい同系色の配色でインテリアをまとめるのは比較的簡単だと思う。

逆にインパクトのある配色を使ってインテリアをオシャレにまとめるにはセンスが必要だろう。

うちでは今まで使用してきたインテリアを上手に取り入れつつ、敢えて主張する派手な色も残したまま俺流ミニマリズムを目指すことにしよう。

一歩間違えれば非常に貧乏臭くなる恐れもあるが、そんなちょっと変わったインテリアに挑戦するミニマリストがいても面白いかもしれないので。

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