ベッドの横に置いてあるラックの整理をすることにした。
天板の上には雑然と電源タップが置いてあり、iPhone、iPad、パソコンなどの電源を取っている。
このラックは心のどこかで無くても特に困らないとの認識はあったのだが、ズルズルと10年以上もここに置いてあった。
このように本当はその無価値に気付いていながら、何も対処しないというのは良くないことだろう。ほんの些細な事でもストレスになっていたはずだ。
ラックの棚の中には、昔から何となく捨てられずにとってある小物が色々と入っているのである。
早速、全部を取り出して並べてみた。
小さいラックなのに、かなりのガラクタが収納されていた。俺以外の人が見たら、おそらく判別できない品物がほとんど。これらは一体何でしょう？
ちなみに、昔の海外旅行で余ったと思われるドル札が出てきたのはちょっと嬉しかった。それから紛失したと思っていた愛犬ラブラドールの血統証も出たきた。
この写真に写っているのは15年くらい前に本気ではまっていた趣味の小品盆栽の道具。品評会などでの展示に使っていた小物。
銅製のカニなどの添配や、石でできた茅舎などは小さくても結構高価だったモノである。小卓、根卓、地板なども出てきたが、これらは売却することが可能だと思う。
これらは俺の誕生日に小学生だった娘がくれたプレゼント。毎年、必ず手作りしてくれた小物入れやお守り、ぬいぐるみなど。
流石にどんなに究極のミニマリストを目指しても、これだけは絶対に処分できないなぁ。
ということで、娘からのプレゼントは、綺麗な宝石箱にまとめて保管することにした。こんなに甘いミニマリストでいいのかな。
昔ハマっていた趣味のモノは色々と思い出があるので処分するには少し心が痛むが、ここは心を鬼にして頑張ろう。盆栽の小物はまとめて盆栽屋さんに持っていくことにした。
結局、このベッド脇のラックは全て不要となったので、次回の粗大ゴミ回収日に処分することにした。
これでまた書斎兼寝室がすっきりした。
