引き出しの次は本棚を整理①

俺はすっかりモノが無くなった机の引き出しを、用もないのに何度も開けては眺めているだけでなく、わざわざ妻にまで見せては満足しているのである。

不要なモノを潔く処分して、必要なモノだけを残す行為が、これほどの快感を伴うのだと気付いてしまった。

机の引き出しを綺麗にしてすっかり気分が良くなったので、連休を利用してそのまま隣にある本棚も着手することを決めた。ここも綺麗になればまた快感を味わうことができるはずだ。

とりかかる本棚は、元々はびっしりと数百冊の単行本などが収まっていた時期もあるのだが、4年ほど前に「ある事情」で使用目的が変更され多くの書籍が消えている。

学生時代から延々と捨てられずに収納されていた大量の書籍は、その際にほとんど段ボール箱に詰められてガレージの棚に移動させられたのだ。

もちろんそのことは、今回目指しているミニマリスト計画とは何の関連性もない。

「ある事情」とは、たまたま妻がオリジナル絵本を制作する会社を立ち上げたので、その材料を保管するのに本棚を利用するしか置き場所がなかったのである。

ちなみにこのブログのトップベージ上部にリンクを貼ってある「ちょこはぴ絵本ラボ」というのが、妻の経営しているオリジナル絵本製作のサイトだ。

そういうわけで、この部屋は俺の書斎兼、妻の会社の事務所兼、寝室となっているのである。その為に会社専用の電話機やらレーザープリンターなども置いてある。

本棚に収納されている殆どのモノは、基本的には妻の所有物であり、絵本制作の材料や会社の経理資料などの重要なものなので、これらをすべて処分することはできない。

今回の本棚に関してはモノの処分が目的ではなく、整理整頓をして見た目を美しくすることになるだろう。

ただし少しだけ収められている書籍は、主に会社設立の際に必要があって購入したものが多いのでもう読み直すことはない。国語辞典などもあるが、今はスマホの辞典アプリがあれば必要ない。

よってこれらはすべて処分することに決定。

段ボール箱に移してみると見た目以上にかなりの量になった。今回は本はすべてネット買取専門業者に送ってみる予定。

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